2009年 5/20(水)-5/30(土)
宇野亜喜良 展" 恋愛 - L'amour"
宇野亜喜良
@ GALLERY MAISON D'ART
 於:ギャラリー メゾンダール(大阪)  TOP

宇野亜喜良の、恋愛をテーマにした独自のイメージから生まれる新作絵画3点に加え、
宇野亜喜良-Sold!
フランスの著名な詩人、アンドレ・プルトンとポール・エリュアール共著による詩に描いた
*詩画集『恋愛』(発行所:Ecrit) の挿絵の原画11点を額装展示(メゾンダールオリジナル額装)
最新作のカードブック『少女からの手紙』(発行所:マートル舎)の原画10点を展示販売。
今回、本には、いない新しい"少女"も書き下ろしで2人登場。-sold out.
これらの作品、原画の他、書籍、ポスター、CDなども販売いたしました。

*この本では、シュルレアリスム運動のリーダー、アンドレ・ブルトンと、代表する詩人の一人ポール・エリュアールの共著
「処女懐胎」四章十八篇の中の一篇「L'amour/恋愛」を、宇野亜喜良風アレンジにて描き上げている。
     -原画Sold!
また会期中、この『恋愛』のために作られた、須山真怜の音楽で恋愛モードを盛り上げます。

*シュルレアリズムに倣って言えば、この音楽は手術台の上のバオバブの樹と新聞紙のであいである。… 宇野亜喜良
音楽提供:須山真怜  2000年イタリアに渡り作曲家Alberto Soresinaに師事。 2004年帰国後、
自身主宰のアートレーベル"monobook"を立ち上げ、 コンテンポラリーダンスの舞台やギャラリー等の音響製作を中心に活動する。


5/31(日)〜6/21(日)無休(11:00-21:00)大阪駅前E-maビル1F でもMAISON D'ART企画 "60年代〜宇野亜喜良の世界"z開催。宇野亜喜良展 宇野亜喜良展@e-ma 




宇野亜喜良
近影 写真提供:操上和美

宇野亜喜良は、日本を代表するクリエイターの一人である。
ペンなどによって描写された耽美的な人物(特に女性)が特徴とされ、幅広い年代の人たちの根強い支持を持つ。1956年 日宣美展で特選、1960年 日本デザインセンター入社、1964年 横尾忠則、原田維夫とスタジオイルフィル設立、1965年には、同時代を代表する、灘本唯人、横尾忠則、和田誠、山口はるみなどと共に"東京イラストレーターズクラブ"を設立。
世界的なブームとなる、寺山修司の舞台"天井桟敷"のポスターなどの宣伝美術も手がけ、日本の美的シーンにあるひとつのエポックをつくる。1999年には、日本国政府より"紫綬褒章"受賞。現在も、広告、出版の分野のみならず、キュレーターや舞台美術、監督など、アンダーグラウンドを含む多方面において、精力的に活躍し、常に多くの人たちを魅了し影響を与え続けている。2010年春の叙勲受章者では旭日小綬章を受章。
作品の
サインはAquirax。アキラのフランス語風表記である。
2010 CHIC ART FAIR Paris,FRANCE 出展 (ギャラリーメゾンダールより)。

*東京イラストレーターズクラブ設立時の、宇野亜喜良によるマニフェストの一部抜粋
-ぼくたちは、現代をイメージによって証言し、そのコスモスの拡大を意識の根底として、創造的形象化をめざすイラストレーターの集団として、東京イラストレーターズクラブを結成する。



(1969年 ドイツエッセン市立劇場公演で、寺山修司らと。右から2人目。お洒落!)
写真提供:Studio AQUIRAX


宇野亜喜良は左手の職人である。左手で描く時、右手は縛られて夢見ている。
…毒薬と花に彩られながら、すでに発狂しているかも知れない画家。
わたしの誇るべきひとりの友人。それが、宇野亜喜良という男である。 -寺山修司



文責:ギャラリーメゾンダール 木本起佐子



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(文責:ギャラリー メゾンダール 木本起佐子)


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